【太閤立志伝Ⅴ DX】後藤又兵衛が征く! 其の四【プレイ日記】
前回のあらすじはこちらの日記をどうぞ
又兵衛、宝蔵院槍術の免許皆伝を得る
今日も大変だったな・・・
そう思った又兵衛だったが、師匠からこの技をもって宝蔵院流の免許皆伝を与えるとのお達しが来たのだ。
後は実戦経験を積むだけだと師匠に言われたが、人間の欲とは恐ろしいものだ。又兵衛は他にも技能を学びたいと思い、他の技能も学ぶことにした。
又兵衛、織田家に仕官する。
うーむ、武骨者の儂がこんなもの学んで何になるんだろうか・・・
次に思ったのが、そう、仕官であった。廻国修行はもう十分満足したと思った又兵衛は、織田家に仕官して、自分の名を世間に上げたいと画策したのである。
織田家当主の織田信長は、大の南蛮かぶれだとか。そこで又兵衛は堺の南蛮商会で自鳴鐘を買い、信長に献上しようとしたのである。
そして満を持して門番に通せ・・・という訳にはいかず、浪人時代に忍術修行で手にした「忍び足」札で、岐阜城に侵入することにした。
何度も小姓に断られたが、又兵衛はあきらめなかった。何度も来るうちに、さすがの信長公も折れて、晴れて謁見することになった。
そして南蛮物でも高価な部類に入る、自鳴鐘を献上。
よし、信長公にも気に入っていただけたようだし、ここらで・・・
又兵衛は直接仕官を願い出た。断られるか心配だったが、あっさりと快諾してくれた。
兵法指南役として仕官する・・・、武芸者にとっては目標の一つであるが、それだとずっと家老どまりで、城持ち大名など夢のまた夢である。
信長様のお誘いを丁重に断り、普通に仕官することにしたのであった。
又兵衛の初陣
こうして織田家に仕えることになった又兵衛だったが、その直後、居城を岐阜城から観音寺城の移転することが決まった。
どうやら信長様はせっかちなお方らしい・・・
又兵衛は困惑したが、そんな悠長なことを言っている暇はない。又兵衛はさっそく観音寺城へ向かうことにした。
そして初めての評定で、信長様は同盟している徳川家への援軍を出すことを決め、備大将の一人に、この又兵衛を選んだ。
赤松家時代の平穏な毎日とは違い、織田家はとにかく忙しい大名家のようだ。又兵衛はまたも困惑したが、それだけ信長様は又兵衛に期待してくださっていると受け取ってもいい。
ここで功名を上げて、織田家に後藤又兵衛有りと知らしめて見せよう!
意気揚々と初陣に参加した又兵衛であったが、戦の内容自体は、我々が援軍に来た時点でほぼ勝敗が決まっており、敵に接敵することなく、勝ってしまったのだった。
まあ、初陣なんてこんなもんだろう・・・
華やかな初陣を期待していた又兵衛にとっては、あまりにも早く終わったのでガックシと肩を落とすのであった。
次回へと続く・・・。