【太閤立志伝Ⅴ DX】新武将でまったりプレイ 其の四 【プレイ日記】
前回のあらすじはこちらの日記をどうぞ
辰兵衛、黒田官兵衛から足軽を学ぶ
釣瓶撃ち・一羽流免許皆伝を取得した辰兵衛は、長い修行期間の仕上げとして、播磨の黒田官兵衛に足軽を学ぶことにした。
なんか修行だけで全国行脚の旅に出ている気がする・・・、近畿と関東をずっと往復していた辰兵衛はそんなことを思っていた。
御着城に着くと早速官兵衛の屋敷に向かったが、長い事会っていないせいで親密度が最低にまで落ちていた。それもそうだ。うつけと呼ばれて鳴門の町を出てから、もう10年近くが経っていた。
辰兵衛はお詫びとして、官兵衛の好きな南蛮物を渡した。
数年の空白の穴を、聖書一発で埋めることが出来るとは・・・。
と、辰兵衛は官兵衛に(その程度)の人物としか思われていないのか・・・などと考えたりもしたが、そんな面倒くさいこと考えるより、足軽修行に専念した方が良いと思い、早速官兵衛から足軽の用兵術を学ぶことにした。
こうして長い修行生活を歩んできた辰兵衛は、これをもってどこかの大名家に仕官しようかと考えたが、最後にもう一つ修行していないものを思い出した。
開墾の土竜攻めを覚えなければ攻城戦で活躍できないな・・・
辰兵衛、開墾・水軍・医術修行に精を出す
この後辰兵衛は、京の町の南蛮寺にて、フロイスから開墾を学ぶことにした。淡路島の洲本の砦でも水軍修行をし、そして医者の曲直瀬道三から医術を学んで、修行生活に終止符を打とうとしたのである。
(・・・水軍は三まで上げておけば困ることはないだろう。)
辰兵衛は水軍に関しては極める気はなかった。それは医術に関しても同様だった。
(もうこれで思い起こすことはない・・・)
なんて辰兵衛は考えたが、ここでようやく、この度最初の目標を思い出すのであった。それは・・・、
辰兵衛、十年越しに借金返済の仕事を終える
この依頼を受けてもう十年になるな・・・
ちょうど十年前、借金取りの仕事を請け負ってそのまま遁走したのだ。そのおかげで様々な修行が出来て、今では名軍師と言っても過言ではない才能を手にした。
ということで、久しぶりに、本当に久しぶりに地元に戻り、座の親父に借金取りの報告をした。
こうして十年越しに鳴門の町に帰ってきた辰兵衛。鳴門の町の連中は、辰兵衛の変貌っぷりに驚愕した。もはやうつけどころの話ではない。
このまま仕官しようかと思った辰兵衛だったが、まだやり足りないことが一つあったのだ。それは・・・、
辰兵衛、剣豪になる。
剣豪になって、お師匠様(師岡一羽)に恩返しせねば・・・。
剣豪になるには、誰でもいいから五十戦を勝ち抜き、最後に剣豪と呼ばれる猛者を倒せばいい。
そこで、勝利数稼ぎに付き合ってもらったのが、石山の町に住む安井道頓だった。
安井殿には頭が上がらぬな・・・
そう思い、安井道頓に深く礼を言った後、剣豪札獲得のため、京の吉岡憲法と手合わせをした。
これでわしも立派な兵法家になったわ
辰兵衛は感慨に浸っていた。そしてまた、鳴門の町に戻り、錦を飾ることが出来た。
あのうつけが一羽流の免許皆伝、それも剣豪になって戻ってきた。これで昔からの夢だった、鳴門の町の連中を見返すという目標は達成できた。
自宅へ帰ると、辰兵衛は自流派を興すことにした。
これで大名の居城に行っても門前払いされることはあるまい
剣術を極め剣豪になり、自流派・朧流を創設した。いよいよ一国一城の主の夢も現実的なものになってきた。そう思う辰兵衛であった。
次回へと続く・・・。