弱小領主のゲーム手記

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気ままにゲーム日記を書く変人のブログです。

【Mount & Blade II Bannerlord】カルラディア立志伝2・放浪編 其の八

ラクトラの屈辱

前回ガマルダンの戦いで大損害を食らい、最大級の屈辱を味わったジャクであったが、今回はそれをさらに上をいく屈辱を味わうことになる。それが、スラクトラ城近郊で起こった、ラクトラの戦いである。

これは流石に戦力を立て直さなくてはならんな・・・

そう思っていた矢先に事件が起きた。スラクトラ城近郊で自部隊をはるかに上回る、ウランジア軍・2部隊に追跡されたのだ。

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まさに地獄のような状況

しかも2部隊とも、自分よりもはるかに行軍速度が速いのだ。ジャクは必死にスラクトラ城に逃げ込もうとしたが、ウランジア軍の将、ヴォレリックに捕まってしまった。

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64人率いているのがヴォレリックの部隊。この時顔面真っ青でした。

相手はこちらの二倍以上。戦ってもまず勝つことは無理だろう。ジャクはやむを得ず、部隊の約三割を囮にし、城に逃げ込むという苦渋の選択をした。壊滅よりはマシという判断からだ。

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正直この選択肢は選びたくなかった

この騎士道に大いに反した行為で、ジャクの事を勇敢と呼ぶ者はいなくなった。

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損害より、名誉と誇りを傷つけられた戦いだった

勝敗は兵家の常とはよく言う言葉だが、ガマルダンの戦いから続く今回の一連の敗北劇は、間違いなくジャクの失態によるものだった。いや、そもそも西部帝国の傭兵になるといった時から、ジャクは悪魔にでも取りつかれたように、失敗を繰り返していたのだ。

師匠・・・。

すまないバタス・・・。今は一人にさせてくれないか・・・。

バタスがジャクに出会ってから、二年ほどの付き合いになるが、この時のジャクは、バタスが今までに見たことないほど、ひどく落ち込んでいた。

シャラスの戦い

しばらくジャクは、スラクトラ城でふさぎ込んでいたが、いつまでもこうしているわけにもいかない。西部帝国の皇帝・ガリオス帝が戦役を発令すると、ジャクは約30人余りのわずかな部下を率いてこれに参陣した。

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ラクトラ城のすぐ近くで戦役を発令したから、即座に参加することができた。

ジャク。スラクトラの事は聞いている。気に病むでない。余自らウランジア領に攻め入る故、名誉を挽回して見せよ。

ジャクにそう言葉をかけたものの、ガリオス帝はかなり渋い表情だった。

ガリオス帝がまず最初に狙ったのは、ウランジアの街である、シャラズであった。ジャクは、スラクトラの復讐とばかりに、今までかつてない意気込みでこれに挑んだ。ガリオスが1000人を超える大部隊で包囲していると、ウランジア軍約700が来襲。一大決戦が始まった。

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今回こそ絶対に復讐してやる

ジャクはどの部隊も任されずに、フリーランスとしてこれに参加した。この時はまだ傭兵だったため、ガリオス帝の信頼を勝ち取っていなかった。それ故にどの部隊も任せなったのだろう。

この戦いでのジャクは容赦なかった。歩兵は一切狙わずに、近接戦に弱い弓兵を中心に叩き斬っていった・・・。

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ラクトラの復讐とばかりに、弱い弓兵をどんどん斬っていった

だが、途中で敵の弩兵のボルトがあたり、気絶した。

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今度はもうちょっと立ち回りに気をつけて動きたいところ

結果は西部帝国の辛勝で終わった。ジャクは56人も倒す大戦果を挙げていたらしい。

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本音を言えばこの装備なら7,80人は倒したかった。もっと戦場での立ち回りを練習しなくては

その後、西部帝国とウランジアとの間に和平が成立。この時ジャクはある決意をしていた。

生涯をかけてでもウランジアを倒して見せる・・・

といった感じで今回はここまで。正直あの時勇敢の特技を失ったのはかなり痛かったですね・・・