【Mount & Blade II Bannerlord】カルラディア立志伝2・狼将編 其の十五
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ジャク、アミタティスの統治権を放棄する
アミタティスを義父上(ガリオス帝・ジャクの主君)に返上する
え・・・、ジャク様、今なんと・・・?
ガロンは、ジャクの言葉に耳を疑った。
無理もない。あれだけ南部帝国と死闘を繰り広げて勝ち取ったこの大都市・アミタティスをいとも簡単にほかの諸侯に渡すと言ったのだ。
だが、ジャクは、皇帝の一人娘を嫁にもらい、クラン(家)の規模が3にもかかわらず、城二つに街一つの統治権を持っていた。
西部帝国の諸侯のヘイトはとんでもないことになっているだろう。アミタティスの統治権を帝国に返上し、他の諸侯に城を管理させたほうが得策だと考えたのだ。
ですが、議会で正式な手続きを踏んでアミタティスの自治権を獲得したのです。他の諸侯も認めて・・・
表向きはな。だが明らかに不満そうな顔をしていた。街の一つで、ヘイトを逸らすことができれば安いものだ。
う、うーむ・・・。ジャク様がそこまで意志が固ければ、これ以上は何も言いますまい。
こうして、クロトールが家長を務める、ディオニコス家がアミタティスの統治権を得た。
我が夫は欲がなさすぎる!あれだけ南部帝国に大打撃を与えたではないか。お父様から街一つ貰っても罰は当たらぬぞ!
と、ナデアはジャクにあたった。だが、皇女を嫁にもらう時点で野心の塊といっても過言ではないだろう。ジャクは、
俺はナデアと我が子さえいればそれで十分だ・・・
と返し、妻をなだめるしかなかった。
ジャク・家臣団を再編する
アミタティス放棄後、ジャクが次に行ったのが、家臣団の再教育&部隊の再編である。ソリオス城に戻ったジャクは、ナデアをソリオス城の城代に任命。バタスにはナデアの補佐役として、ソリオス城に駐留してもらうことにした。
ガロンにはセスタダイム城代に出世させ、今までの苦労に報いた。
すまん、ガロン。北部帝国はできるだけ食い止める故、それまでに兵士をかき集めてくれ。この城を任せられるのはお前しかいない。
相変わらず計画性がありませんな。ですがジャク様がそこまで信頼してくださるのならやって見せます。
ガロンに憎まれ口を叩かれながらも、ジャクは精鋭をかき集めて、セスタダイム城を後にするのであった・・・。
といった感じで今回はここまで。実は闘技場で、部下の鍛錬に勤しんでいたのですが、面倒になってもう精鋭かき集めてもう出撃してしまおう!という実に脳筋の発想で、ガロン君にセスタダイム城と徴兵を任せてしまいました。バタス君をソリオス城に駐留させたのは、単に育成しきった部下を死なせたくなかったからです。ではまた次回お会いしましょう。